2011 04 25

ここにある、ある、確かにあるそれ

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これは自宅近所の小学校(FUJICA Date) 今や選挙でもないと入り込めないので、しっかり撮っときました。 あの頃みていた、かんじていた運動場を思うと随分小さく感じてしまいます。 それは、都会の学校だから実際的に小さいのか、都会の学校が大きいから(母校は二階建て)小さく見えてしまうのか、ボクが実質的に大きくなったから小さく見えるのか、もしかしたら、ボクにとっての運動場の役回りが弱まってしまったからボク自身が小さくしてしまっているのか …

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春がまだ、春を始めようとした頃

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これは4月1日、春がまだ、春を始めようとした頃の一枚。この日はよく晴れた日で端々にその陽気を携え、しかしまだ冷涼とした空気をはらむようなそんな一日。その頃、チェコ大使館では、ヤン・シュバンクマイエルのコラージュ作品の展示が行われていて、新作映画『サヴァイヴィング ライフ -夢は第二の人生』の期待を示すように、街のサクラは芽吹き始め、とても穏やかだったことを思い出します。 写真は、何処までも続く記憶、記録(光、空間、皮膚の粟立ちetc.. …

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夫婦は14年の歳月を重ね

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“WELCOME” これは、お休みをいただいて参列させていただいた友人の結婚式にて、例の「深遠J」と作ったウェルカムボード。 やはり、作ることがとても楽しかった。誰かの手に渡り、自分のものではなくなる瞬間に物事は完成するんじゃないかという感動も味わえた。何より、それが大切な仲間のためともなるとその幸福も一入だ。 これが作業中の一枚。稚拙な感想だが、こういう時間がとても楽しかった。 その間に集まった仲間たち、その多くが今は東京で生活をして …

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変わらない、自分らしく、サクラ

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雨が降ると、下ばかり観てしまう。でも、桜のおかげで今日は上が観れた。そういうことがやはり嬉しい。 最近、坂本九さんの「上を向いて歩こう」をよく耳にしますね。 「滲む星」だなんて、とても素敵な表現だと思います。 それだけで、いろんなことが想像させられます。端的に言えば、わかった気になれる。表現そのものがやはりとても感慨深いのですが、その表現を共有する私たちも、既にその表現に含まれていることを決して忘れてはならないと思うのです。担っている。 …

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サクラと野球少年

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空間のあるべき姿としての調子を整えるために、いつものようにいつものスイッチをまずオンにする。これでまず、よし、と今日が始まっていく。機械の方もそれで、ごごご、といかにも機械らしい音をあげながら命を吹き返し、いつもの万全へと自らを追い込んでいるように見える。そして外では、新年度に致命的な理由を模索しながら、学生服に野球帽という出で立ちで、野球少年(おそらくは)は、このいつもの坂を、桜とともに今日も登っていく。 知る人ぞ知るかむろ坂の桜たち …

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