2016 10 26

そして、今日、九州は雨だった。

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久しぶりに乗ったソニックにちりんから望む車窓の景色は、感慨に耽ることもなく、そこにあるのは、名前も特徴もない人々の辟易とした追体験と、どこまでも絡む蔦、それが一瞬のうちに流れて行ってしまうことが、本当に、本当に、どこまでもどこまでも恐ろしかった。東京ではもう珍しくなってしまったセイタカアワダチソウも、この季節の顔としてどこにでも黄色い綿毛をしおらしく揺さぶり、稲刈り後の田の上にいろいろな雑草と混じって豊かである。僕が都会だと思っていた駅 …

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