2011 08 23

日と火と人々

five point

通り過ぎようとする夏。もうすでにそのいくつかは通り過ぎて行ったのかもしれない。それは毎年毎年飽きもせずに繰り返されていく。その中で、僕らは生きている。その中に絶景を見出しながら。 僕らは、いつだって自然の織り成す光やリズムに、酔いしれ、感嘆の息を漏らし、時には絶望すら感じてしまう。僕の手にも及ばないと嫉妬する間もないほどに。 しかし、自然は何も着飾っているわけではない。ただあるだけ、ただそこにあるのだ。つまりは、それに感情を震わす僕らヒ …

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