ぐんぐん奥まで綿々と

毎月28日は、目黒不動尊の縁日です。

今日は銀塩のほうで行ったのでアップできないのですが、とても懐かしい匂いのする光が集まっています。

いろんな色の屋台が出ていて、それは限りなく透明に近づいていきます。

そんな空気がどの季節に訪れても漂っているのです。

さすがに寒いので、子供達はやはり射的やら、ピンボール、だるま倒しなどと言われる景品タイプの出店に群がっていました。

上部写真左は、りんご飴。そう言われてみると、ほとんど食べた記憶がない。

おそらくはボクも射的的散財タイプゆえ。

なのですごい蒼いりんご飴には驚きました。アオイのもあるとは聞いていましたが、信号のそれみたいな、まさしく青リンゴのそれだと思っていたわけです。

さきに大小3つの赤リンゴを買って、やはり蒼いのも欲しくなって戻ってみたものの、すでに女子高校生が戯れていて、さすがに怖じ気ついて帰って来てしまいました。

そう言えば、鮎の塩焼きなどという出店もありました。すこしずつ文化も進んでいくものなのかもしれませんね。いつのまにか、断片的に観れば、すっかり入れ替わっていることもありうるかもしれません。

さて、右に写るのはご存知「ナウシカ」。これは原作と言っていいのか、非常に核心めいた全7巻の大作です。なんと映画の件は1巻少々まで、あとは未踏の地のごとく、ぐんぐん奥まで綿々と続きます。読後の床しさは心地いいです。そしてカンフルにもなる。

是非一度読んでみて下さい。友達は言っていました。

「ナウシカは何個あってもいい。家に、職場に、学校。自分の居るところにはあったほうがいい。」

いっぱい買って下さい。

ちなみにこれは、武蔵小山の古本屋(この辺りでは最も古本屋らしさがある)にてすれ違い様の運命的出会い。二度見タイプのそれです。

しかもなんと初版でした。内容が変わるわけではないけど、なんだか少し嬉しい。

紙もわら半紙でかわいいですよ。コストパフォーマンスも非常にいい!!

ぜひ!

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