Rumoursと、非常に直線的に垂直に

先日、恵比寿はガーデンプレイス、竹塚小学校脇のお花屋さん「Rumours」さんにお邪魔してきました。

Rumoursさんとは、ボクが以前勤めていたところのオーナー夫婦と仲がよく、店内の一部スペースには毎週飾られるお花のコーナーがあり、ボクも含め、スタッフ、お客様が毎週楽しみにしておりました。

よく一緒に花見や、夏には海でバーベキューなども楽しみました。

店主石黒さんの奥様、マミさんも何度か髪を切らせていただいて、いつも楽しく、そして、素敵で素晴らしいお話をさせていただきました。

そうそう、そんな会話の中で出会えたのが、我が家のテト(本名:葉山・テト・オーマ)さんです。

テトは捨て猫なのですが、その際、里親を募集しているお話をマミさんにいただいたという訳です。まぁ〜やんちゃに育ってます。

本当にいろんなつながりが、まさしくいろんなつながりになっていきますね。ときに生命を突き動かすような。ここでもやはり丁寧に生きていくんだなと誓いみたいなものをたてれるのです。みつをさんのような床しさで。

「Rumours」

Rumours EBISU FLOWER SHOP(koko Mäntyのこともアップしていただけました。ここではとても小さな頃のテトをみれますよ。)

ガーデンプレイスでのデートの前などに是非!!!

その日のガーデンプレイス。作り出した景観ではあるけれど、最早多分に意図しないものが凄み始めているこの場所は、いつも通う場所ではないのだけど、また戻りたくなる習性のある場所だ。いつかボクの中の東京タワーに昇華する予感がしています。恵比寿には好きな場所が多い気がする。

ここもガーデンプレイスの好きな眺望。

写真美術館は、美術館でボクのTOP5に入る。悔やまれるガーデンシネマの休館のお知らせ。いつか戻って来て欲しい。きっと多くの人間の文化を育んだ場所の一つ。ミニシアターが次々に閉館されていくのはとても哀しい。

何かが生まれるとき、何かが失われる。こういうことをうまく咀嚼するのは、まだまだボクには時間というものが必要なようです。たぶん、ボクがあまりにも利己的だからかもしれません。調和という甘いロマンスを抱いて。生命のニュートラルへの可能性に夢見らずにはいられない。

「玉響(たまゆら)」という素敵な啓示を与えてくれた方のおかげで、万葉集(おそらくは)の、「嫉妬するのもあなたの心、愛するのもあなたの心」といったような内容の詩を思い起こさせてもらいました。このほど、黒いカラスが脇見をしながら、非常に直線的に垂直に頭上を飛び去っていきました。空を手に入れた鳥でさえ、何かに囚われることがあるのです。真っ直ぐだとしても。

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