うちで踊らないか?


皆さんはいかがお過ごしですか?
僕はお店を4/6よりお休みにしてお家でのんびり、と言いたいところですが、各種手続き(メルカリ、ヤフオク)等いろいろな物事に追われています。僕の場合は幸い従業員なしの形態をとっていたので思い切った選択も取れましたが、どうやら休業補償などあてにならなさそうな現状では、余程の条件の揃うお店ぐらいしか休業を選ぶのは難しいです。なんだかいろんなところで世界は二つに分断されたような心地です。信じられないような意見や出来事そのものにも出会ってしまいます。相対する意見を目の当たりにすると、容易に怒りを覚えてしまい、いけないいけないと、考えのソースとして改めて向き合うようにはしていますが、文字の描き出すこの世界は、まだ来ぬ未来に多くの問題を予め用意しているかのような振る舞いをとっているように感じます(というよりも文字でこの世界は描かれていることに気がつきます)。責め立て合うのは相互であるべきではなく、その相互を敵対させ、問題をスライドさせようとする権力の方なのではないでしょうか?それについて考えるのはまた別の機会にとっておくとして、そんな中でも、こんな時だからこそ、もっとも人間らしい営み「文化」を保とうと頑張っている、工夫している多くの仲間たちがいます。
今皆が出来ることを必死に頑張っています。本当の意味で僕らが生き延びるために。
文化はやはり、人間らしい営みの継続のための手助けとなるものです。だから、好きな音楽、好きな映画、好きな写真、なんでもいい、こういう時、僕たちを救ってくれる好きな何かがあるのが嬉しい。それを支えてくれている一つに個人商店があります。
例えば、本屋さんではいろんな思いを抱えながら、お家からでも欲しくなるような(手に取りやすいような)本の紹介やウェブショップの充実をさせているようです。
私たちが今、何を選ぶか、今はその選択がそっと前に進めていく行為だと信じて、直接行けなくてもウェブで買うのもいいかもしれませんね。ウェブショップがないところだって、電話やメールで問い合わせてみたらきっといろんな方法を考えて、あなたのところに届くようにしてくれると思います。あなたとの“近さ”が個人商店の良さの一つでもあります。
正直、僕らはとんでもない政府を抱えてしまいました。でも、それでも僕たちは前に進めていくのです。
そして、せっかくなのでただいま新作zine「The Salad Without Dressing 」のお取り扱い店舗のご紹介です。もし取り扱って欲しい店舗等ありましたら、みんなでバシバシ「取り扱いありませんか?」ってお問い合わせしましょう笑
百年さん(吉祥寺)
on readingさん(名古屋)
FOLKさん(大阪)
恵文社さん(京都)(まもなく納品)
SUNNY BOY BOOKSさん(学芸大学)(まもなく納品)
僕のzineと「うちで踊らないか?」ちょっと違う?もちろん「連絡はとっていません」。#stayhome

koko Mänty (kissa) 成重松樹

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