ヘアカタ2013s/s/a/w~例えば洗濯物に赤を入れてみる~

暖かくなったからなのか、世の中の経済の向きによる影響なのか、この頃とにかく営業の電話なり訪問なりが多いように感じている。その内容はこうだ。

ライトをLEDにしませんか?エアコンをかえませんか?ホームページを新しくしませんか?SEO対策はどうですか?FXに興味はありませんか?投資の経験はありますか?果ては金(きん)を買いませんか?金属余ってませんか?とにかく何でも来る。

営業さんというのは実はとても面白い役割を持った職業?というかお仕事だと僕は思っていて、というのも、A社の営業さんは例えば僕のお店に「A社の営業」としてくる、これはつまり僕(他社)のお店(会社)に自分の会社をまるごと持ち込むということになる。こんな権利はなかなかないのではないだろうか。さらには中小企業の社長さんクラスの方と話す機会の多い方なんて本当にすごい経験と人脈を築くこともできるのだ!だから僕も逆に勉強になる。日頃仕事ベースで外部と接することは僕の場合はまずない。営業さんと話すのは僕を少し大人へと押し上げてくれるような心地にしてくれるのだ。(きっと随分営業さんは辟易とした気分で帰っていっているのかもしれない、、)

それで何が言いたかったかと言うと、最近特にアドバイスを貰うのが、「春夏カラーとか、秋冬スタイルとか載せないんですか?」というもの。

今日は“ヘアカタ”です。

◎最近残業続きで、とても疲れた金曜日の夜(世間は花金というがわたしは明日も休日出勤)、若いバーテンダーのいる青山の行きつけに、今日も少し強いお酒と少しの甘いお世辞を貰いに来たのだが、三席向こうから声をかけて来た中年にさしかかったアザラシがあまりタイプとは言えないので、どうにか嫌われてしまった方がいい「わたしなんて雨ざらしの雨合羽みたいなものですよ。」という時におすすめのスタイル。

“ユルぐしゃどっしりパーマ”

「あら?あるいはオットセイだったかしら、セイウチ、、、まあいいわ、トドではない、それは知ってる。」

◎最近髪をぺったり後ろにオールバックと言うか、横は短く刈り込んで、アーリーアメリカン、バーバースタイル、そういったスタイルの方増えてますよね?僕もおでこは出したいと思っているんです。と言うのも、母がその方が喜ぶから。別にマザーコンプレックスというほどのことではないんですよ。別に焦ってませんよ。とにかく昔から人の喜ぶことが好きなんです。すみません、少し話がそれちゃいました。たださっき言ったみたいな、最近よく見るそういうのにはなりたくないなぁとは少し考えているんです。なにか、疾走感と言うか、そう、風ですね、風を、「生きている風を感じていたいです。」という時におすすめのスタイル。

“タイムマシーン”

「こういう刺激が欲しかった。」

◎「壁に挟まれた。」という時のおすすめのスタイル。

“壁男”

◎昨日はとにかく疲れた(わたしは海の生き物で鱗のない、つまり哺乳類、あの海の厳しさを投げかけるような傷だらけの皮膚が厭なの、怖い。)、今日は土曜日なのに10時には会社に行かなきゃとても済みそうにもない。本当に済むものなんてあるのかしら、とにかく疲れてるの。髪なんてぼさぼさじゃない、「今日はこのまま行ってしまおうかしら」の時におすすめのスタイル。

“アルバチョフ・リー”

<FRONT>

<SIDE>

<FRONT>

「これなら、化粧もキャンセルね。」※オーダーメード承ります。身近な撮影にも是非お役立てください。

◎これからきっと暑くなる。疲れた東京砂漠、コンクリートジャングル。そんな“時代”にも合うおすすめカラー。

“例えば洗濯物に赤を入れてみる、とか、差し色はいつも赤”

どうでしたか?この夏の参考にしてみては?

koko Mänty (kissa)    成重松樹

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