菜の花色のTシャツのダンス

いつもそうではあったのだけど、なんだか今日は、いや、これからしばらくは、ここのブログではとても私的な部分が強くなってしまいそうです。私文章。

外がとても過ごしやすい日々が続いているのもあるけれど、どうも心が、空気を感じるその肌が、春になっている。これは結構あるポイントを機にしているのです。僕の場合。

食べ物が変わった。食べ方が変わった。そうすると暮らしのモノモノ、変わり始めます。選ぶ責任、選ぶ慶び、選ぶ学び、それを感じ入るようになっている。所作が変わる、触れ方、愛し方、微笑み方。一体どうなるのか。出会うようになった気がします。いろいろなものに。これはキレイ事でも、ロマンでもなく、人に、空気に、光に、っていうのはそうだし、時期に、素材に、質感に、アイデアに、シンクロニシティに、とにかく出会う。いや、多分あったのです。ずっと。見逃してきた?見過ごしてきた?みないフリをしていた?でも今はあります。それでいいのです。僕はそれがいいのです。

ところで、その“ポイント”の話。そもそものキッカケは“12月のとても晴れた太陽のもとで”ということがあったのですが、先日とうとうある映画を観た日からそれは本格的に始まったのです。この春みたいな菜の花色の日々が。膜を破っていました、その日から。ミランダ・ジュライ監督作品「the Future」(http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=q7cZdVgU2To)。とても私的な浸り方をしました。

「街も、その人も、自然も、この星も、このままにしておきたいだけなんだ。」

この星が変わらないように大事に生きたい。それがどんなエネルギーが働いて、難しいことであったとしても。その気持ちを大切に日々を過ごしていけたらな、なんて思いながらはさみを握っています。ご飯を食べています。泣いたり、怒ったり、笑っています。

ミランダの踊った菜の花色のTシャツのダンスが、僕の全てを破ってしまったのです。

次回僕は、とても私写真を勝手ながらあげさせていただきます。そういう気分なのです。感謝を込めて。

koko Mänty (kissa)       NARISHIGE Matsuki

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