心地よい責任みたいなもの

皆様お久しぶりです。

あるものを制作していて、締め切りギリギリまで追われていたので、ブログのアップが滞ってしまいました。完成次第皆様にも発表させていただきます。

さて、この写真は去る5月14日の専門時代の友達の結婚式の模様です。(フィルム事故があり4枚しか撮れませんでした。。哀しい。。)

とても素敵な笑顔の彼女がその友達です。旦那さんも最近紹介していただき髪を切らせていただいております。旦那さんも面白く優しくてとても素敵な夫婦です。

披露宴テーブルの上にこっそりと置かれた新婦からのメッセージ。これはいつも幸せをもたらしてくれます。

「二人とも松樹に切ってもらった髪で今日の日を迎えました」

何気ない一言のようで、まるで噛めば噛むほど旨味が出てくる一流料理のようにボクの胸を打ちました。まさしく精進料理。ああ、ボクは関わっているんだな。関われているんだなと一人感慨深くなったのでした。

そういった心地よい責任みたいなものがボクのやっていることにあると思うととても幸せです。忘れないでいたい。

このシーンはやはり切ない。披露宴時のお父さんのお言葉も、まだ資格もないのに共感してしまいました。そして、新婦の両親への手紙。いいですね。本当に。それはきっと両親宛であり自分宛みたいでもありますよね。手紙っていうのはそういう所がある。見つめ直す中で、ぐるっと一周してきて、少しだけずれて上乗せされるように戻ってくるような。その連続はまさしく螺旋となる。モノゴトはそういう風に進んでいき、僕たちは成長して行くのでしょう。

とても素敵な結婚式でした。ありがとう。

会場のヒルトンからの眺望。

koko Mänty (kissa)     成重松樹

  • Print
  • Facebook
  • Google Bookmarks
  • RSS
  • Tumblr
  • Twitter