いつも見ていた景色、光だけど、やはり僕は生きてきて、太陽も生きてきて、あの頃と全く同じにはならない。ただ、さざ波の音だけが、僕の心を優しく撫でるのは、変わらないように感じた。
先日いただいた夏休みで、地元の九州は大分県に帰省しました。今回のblogは散文的にその日々の空と人々を掲載させていただきます。
羽田ー大分間の雲の上。いろんな形、早さ、濃さの雲があって、この雲海がただの水蒸気だなんてとても信じられない。
この日、九州は台風一過でした。父親たちのテーマパーク、ホームセンターのセブンです。
ここは豊後高田市の昭和の街商店街にあるビルディング。昔、ここはとても世界的に大事な電磁塔だと固く信じていた。ヒーロー的に。良いアンテナ。
ここは、旧真玉町の小林(おばやし)というところにある完全予約制で一団体ずつの創作フルコース料理屋さん「福山」からの眺望。夕暮れ時で小さくお月さまも写ってます。とても田舎とは思えない手の込んだ料理でした。
何よりも、その時だけのその心地よい波の音を、できたら自分の物にしたいという強い欲求がやはり浮かび上がる。そういうタイプの本当に二度とこない時を過ごせました。
かつて、幾度となく見てきたその空。時には本当に燃えるような真っ赤に、太陽は染めた。いつも違うのはきっと僕も同じ。その日その時、僕はその空を見れてよかった。
ついでにもう一つご案内。
右に見える山が「猪群山(イノムレサン)」。この山頂にはストーンサークルがあります。これは一説には邪馬台国がこの辺りにあったことの証明だとかなんだとか。
おまけ
koko Mänty (kissa) 成重 松樹