photo and poetry exhibition:「わたしが生きている世界はまるで球体です」成重松樹+きくちゆみこ展 at 「百年」2/18~3/11

みなさん、お久しぶりです。こんにちは。寒いですね、しかし、今日は立春、きっと春はそこまで来ています。そのことは忘れてはいけません。必ず春は来る。「人の想像しうることはすべて起こりうる。」そのようなことを言い残した人は結構いるはずです。春がくるのは“あたりまえ”なのではありません。春は必ず来るという“想像力”です。

その写真がうつくしいのは何故でしょうか?その小説の物語が、言葉が、その絵画が、そのダンスが、身体が、その指輪が、恋人の指先がうつくしいのは何故なのでしょうか?そこにあるのは宇宙から観れば(壮大ですが)、ほんのささやかな情報でしょう。しかし、私たちは、それを見つめたとき、その写真の時間的前後、空間的上下、或いは、その小説の書かれてはいない世界全体、そのようなことをいつの間にか見てしまっているのかもしれません。そのように思うのです。人が見る、観る、視るというのは、そのようにして多分に自身の内側から外側を、そして、外側から内側を見るような行為だと思うのです。このように私たちは、非常に多くのささやかな情報から、世界を感じ、私たち自身でその世界そのものを構成しているのかもしれません。

そのうつくしさは、あなた自身がみているのです。

2月18日(水)〜3月11日(水)まで、吉祥寺の「百年」というとても素敵な本屋さんで、成重松樹+きくちゆみこで写真や言葉、身近な物々を使った展示を行います。タイトルは「わたしが生きている世界はまるで球体です」です。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、そうです、このblogで5月からぐにゃらぐにゃらと、未だフィナーレを迎えていない、そのタイトルと同じものです。内容は如何か?それは是非是非お越しいただき、ご覧いただければと思います。ちなみに、この同名blogでの写真は“ささやかな”ものと、展示ではなるでしょう。つまり、きっと楽しいので楽しみにしておいてください。

目で聴き、耳で見て、こころで浴びましょう、このうつくしい世界を、今こそ、今だからこそ。

http://www.100hyakunen.com/news/info/201501161548

koko Mänty (kissa)  ~森へ~   成重松樹  Matsuki Narishige

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