さけたこごえたみちばたのはる

今朝はぽろぽろと雪が降っていて、こういう優しい冬の景色は久しぶりだなあ、なんて思いながら歩いてお店に向かいました。その時聴いていたのはトクマルシューゴさんで、「はるのひざしさけたこごえたみちばたにつめいたいみずのこえ」何処に句読点があるのかもわからない独特なリズムで、意味などまるで意味をなさないように、ただただ僕はいずれ来る春を感じていたのでした。不思議なもので、人は冬を感じれば感じるほどに春というものを期待以上に身近に感じてしまうようです。人の(生きものの)そういった、この星の自然そのものと通ずる確かにある感覚というものは心地よいものですね。

そんなことと、あとは“食べ物ということ”を考えながら仕事に向かう雪の日でした。ちなみに何枚か写真を撮りながら歩いていたのですが、フィルムは入っていないのでした。

koko Mänty (kissa)   成重 松樹

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