一杯のコーヒー。
彼がボクに与えてくれるもの、正しく至福というもの。
出されたコーヒーもうまいが、やはりいれるという行為がまたいい。それを知っていると、入れられたコーヒーの持つ時間、空間すら特別なものに昇華できる。
まずは豆から出合わなければいけない。
ボクは幸い近所のCoffee Roast brunというところで購入している。ココは女性店主が一人で営んでおり、コーヒーの細かい質問にも答えてもらえる。注文時からの焙煎となり(店内はいつも甘い香りが芳ばしい。まるでミツバチの気分に浸れる)、待っている間はサービスでおすすめの一杯をいただける。とても親切だ。
近頃は、お気に入りの豆をみつけた。それは、鎌倉の喫茶店のものだ。とにかくおいしい。koko Mäntyで出しているので、是非一度お試しください。(ボクのいれ方次第で、味変わってしまいます。。たまにとてもうまい。失敗しても、やはりうまいのでご安心を。)
そして、コーヒーギア達にも力を借りたいし、借りるべきだ。
おすすめは「CHEMEX」(うちの子は、メイちゃんといいます)。フォルムも最高だし、デザインされたロゴもなかなかうまみがある。つまり、最高にうまくコーヒーが入れれる代物です。
そして遂に手に入れました。ケメックスブランドのオリジナルペーパー。うぅむ、使い心地「最高!」(←ここは、知っている方には、佐久間ダム風に読んでもらいたい)
これまでの代用ペーパーで研究を重ねて来たので、また一からではあるが、研究しがいがある。楽しみだ。
と、ここまでは前振り。
今日書きたかったこと。それは、
楽がしたい
ということだ。
聞こえは悪い。確かにそうだ。
しかし、楽しめるように生きるというのはそう悪くないはずだ。
本当は奥が深いのだが、楽しく生きると言えば、簡易な内容だ。
昨日、古本屋で、イトイ新聞のをみつけた。買わなかったが、帯には、「職場に遊びにいく」と、書いていた。
それは、とても素敵なことではないだろうか。
楽をするって言うのは、そもそも楽しく生きるということだ。
楽する為に頑張ったことは決して否定されるべきことではない。
きっとその多くは、途上であるはずだ。
胸を張ろう。
楽して生きるのだ。一生懸命。
シンプルだ。
koko Mänty (kissa) 成重松樹