牧歌的と、テト(kissa)祭り

今、コインランドリーに行ってきました。

街はのどかに流れていました。耳に届くのは、行き往く人々の幸福のような声、殊更エンジン音の小さくなった車の音、風の音、カラスの鳴き声、そして、ランドリーの廻る音と、ページをめくる音。全てが用意された順序のように組合わされ、まさしく牧歌的と言える情景。

バイクにかけられた保護用の鈍く輝くグレイのビニールシートが、風に馴染むようにひらひらと、内や外に揺れ、波打つ様をみたときに、どういう訳か春の期待みたいなものを抱きました。まるでこの一週間が嘘のように“時”は、“今”の連続を進行し続けているのです。ふと見上げた桜の樹は精々と蕾を膨らませていました。

目に飛び込んでくるそれぞれが、あまりに断片的情報のようで、すっかり自分の住む世界に懐疑的になってしまいます。

赤信号で止まる時、それは、

システムに搾取される時間なのか、

あるいは、

システムに休むことを許された時間なのか。

ボクは思いっきり休もうと思います。

選ぶというのは、気持ちよく大切なことなのではないのだろうか。

とにかく、これ以降は、テトの写真をアップします。テト(kissa)祭り。(携帯フォトなので、画像は悪いです。)

最近猫っぽい。

明日を向く眼差し。

勇ましい。

そして最後、夏の彼のおさらい。

なんだか別人。

まるで丸坊主のように見えてしまう。。

koko Mänty (kissa)               成重松樹

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