僕からみれば地球は凄まじく大きい。太陽は確か、その地球の直径の100倍(おそらく)。途方に暮れる。そんなスケール。そんな今、まさしく今でも、自らの周りを廻る一つの惑星のどこかに自身の影を落としている今でも、意に介すこともなく情熱の火を噴き、躍動し続けているのです。まるで信じ難く、自らの小ささを思い知らされてしまいます。あまりにも。
しかし、それでも我々はこんなにも小さいのに生きているんだなあと、確実に生きている。それらの事実はかえって僕ら自身の強さも感じさせてくれるようです。今日そのリングを視て感じずにはいられなかった。
この前のこと。とても暖かな五月の代々木公園で、カラスがとてもご機嫌に水浴びをしていました。初めての光景だったのでなにか徴めいた行動のように捉えてしまったわけですが、今目の前にある“武蔵小山の古本屋でみつけた故事ことわざ辞典〔特装版〕”を開いたところに「烏の行水」とあったので、そういえば諺にあったやと一安心したところです。それでは、また。
koko Mänty (kissa) NARISHIGE Matsuki