緊急事態宣言解除に伴う6月の営業について

皆様お元気でしょうか?

このコロナ渦でいろいろな考えや生き方が生まれた人もいらっしゃるのではないでしょうか?

まずは皆様が変わらず健康であることを願うばかりです。

5月末に緊急事態宣言が解除されてからの当店のアナウンスが遅くなってしまって申し訳ありませんでした。

当店としても、営業再開します!と、はっきりさせつつも、これまでのコロナ期の過ごし方を継続しつつ営業していこうと考えております。

以下これまで通り、

当日であっても双方(僕も)の自宅での検温や風邪症状によってはキャンセルのお願いをさせていただく場合があること(ご家族に同症状のある場合も含む)、

入店時等の手指消毒、

2週間以内に海外への渡航履歴、風邪症状のあった方はご予約をお控えいただくこと、

雑誌飲み物の提供を一旦停止させていただくこと、

換気消毒のため、全窓、入り口の開放させていただくため、気温調整の難しい場合があること、虫の屋内への侵入の場合があること、

時間間隔の確保(1日の受付人数の減少のため、ややご予約がとりづらくなりそうです)、

三密を避けるため非常に残念ですが、なるべくカウンセリング以外の会話を控えさせていただくこと等、

これまでの指針を継続しつつ、緩やかにいつの日かの日常へと戻っていけたらいいなと思っています(同じではないかもしれませんが、皆が不安なく髪を切りにお越しくださる日に向かって)。

それから、僕もマスク、ゴーグル、フェイスシールド等をしての施術になりますが、お客様にもマスク着用のままをオススメさせていただいております。

結構書いてしまいましたが、大まかに以上の点を継続しつつ再開させていただきます。

この2ヶ月強の間、実にいろいろなことを考え、感じ、向き合い、時に逃げ出したくなったり、逃げ出したりしながら、それらの思考の漂いが今となってだんだんと結実を始めつつあるような気がしています。

四月のある雨の日に、それぞれにひとりずつ、目ぶかに傘をさしながらポツポツと歩く人々のもう片方の手や肩には、不安を象徴するかのようにパンパンに膨れた、スーパーのビニール袋、あるいはマイバックがぶらさがっていて、共通の意識を持っていながらシェアできない、しない、無意識ならぬ有意識(無意識の有意識)、透明傘の雨の滴と不透明さにぼやけたそれらを見ながらそんなことをしんみり感じて歩いていたのだけれど、それはなんだか人の頭の中を覗き込んでしまったような、滲み出てくる人の思考を垣間見てしまったような、罪悪と好奇が入り組んだような不思議な体験で、何とも言えず涙が出てきてしまいました。

自分の身体の枠を超えた領域で、ダダ漏れの思考や思想ほど怖いものはなかったのに(それはある種の集団や、昨今Facebookを始めSNSに感じる脅威なのかも)、今や薄れつつあるけれど、現実世界に持ち込まれたそれは、非現実感を増して、全体の中に生きる自分を改めて考えさせる動機にもなりました。だからこそ、このパーソナルなフィジカルの重要さを痛感したというか、、安直に言えば、「どう生きるか」という精神論よりも、「どこで生きるか」の肉体の問題の方がわかりやすいというか。

というよりも、ここでは営業を再開させていただきます!というのが本分でした。。すみません。

まだまだ予断を許さない状況ですが、一つずつ気をつけられることを気をつけながら、皆様のお役に立てるようお仕事始められればと思います。

今後ともココマンテュのことよろしくお願いいたします。

koko Mänty (kissa)  成重 松樹

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